工場のセキュリティとは

工場と言っても精密機械を扱うところから大型重機が走り回っているところまでたくさんありますが、セキュリティも様々です。関係者以外が簡単に入れてしまうと問題だというのは工場側も重々承知しているのでしょうが、たとえばトラックからの積み下ろしが多く頻繁にフォークリフトが乗り入れている工場などは、窓口となっている入り口でいちいちチェックなどしていられません。そこにいる担当者が目と気配で判断して、いつもの人が来てるから大丈夫であると判断しているのです。セキュリティカードを挿入しないと開かない扉があるのが理想ではあるものの、そんな事をするのは現実的ではないようなところもあるという事です。

しかし逆に、荷物自体がそれほど大きくなかったり、頻繁に出し入れがないような工場ではセキュリティはしっかりしています。入り口でカードなりでチェックして警備員を置き、裏口などもしっかりと監視カメラを置いて関係者以外をシャットアウトします。中でのスタッフの動きをいちいち管理はしないものの、出入りさえ確認しておけば変な人が入ったり余計なものを持ち出す人がいたら注意出来る為、セキュリティとしてはこの部分が重要となります。大事なのは資材の搬入と出荷作業で、そこで余計なものが持ち出されたりすると問題ですが、最終的には担当者を信じるしかないため、社員教育が重要になります。

また、アルバイトを雇っているのなら守秘義務を守らせる事も必要です。