弁当製造工場で出荷時に作動するセキュリティ

コンビニやスーパーマーケット、または新幹線の駅などでは必ずある商品が数多く販売をされています。それは弁当であり、いつでも美味しい幕の内などのおかずを口にできるのが良い点です。昔はシンプルなシャケやのり弁のみでしたが、現在では多くの方が買い求めるため、味わいも内容もこだわりを持たせるものとなりました。イタリアンからコリアン、さらにはエスニック仕立てもあるほどです。

すべてセントラルキッチンと呼ばれる工場で作られており、24時間365日の稼働です。以前は多くの人たちを雇用して手作業で作っていましたが、2000年以降は産業ロボットが業務を実施しています。ほぼ全工場で人員は配置をされていません。全自動だからこそ専用のセキュリティシステムも導入をされるに至りました。

その数は100をこしますが、ここでは最も重要視をされているものをご紹介します。それは弁当を作り終えたあとの出荷時に作動をするセキュリティです。工場で仕上がった商品は必ず配送トラックに積み込められ、各地の商業施設へと輸送をされます。以前は人の手で作られていたので異物混入の有無を確認しながら完成ができたわけです。

ところがオートメーション化となったいまでは誰も内容確認をしないことから、セキュリティでチェックをしないといけません。配送口に産業用X線装置があり、1点ずつスキャンをしながら異常の有無を指令室で確認をして運び出されているというわけです。